はこだて・冬・アート展、無事終了しました。
昨年はパステル画、今年は油彩で、昨年より大きいサイズで出しました。
見に来ていただいた方、ありがとうございました。
誰かの目に留まっていればいいなあと思わずにいられません。

自分自身の実体である体とは何だろう? と考えながら描いた絵でした。
絵の中で女性は鑑賞される対象になりやすい、とか、体は自分の実体でそのものである、とか、性別や性別によって降りかかる制限、見た目でジャッジされること、見た目にはすぐわからない健康の問題などを体は含んでいるという事実について思いを巡らせていました。
タイトルに“脱げない”と入れたのは、その切っても切り離せないという体への葛藤をこの絵で描けたらいいなと思ってでした。
葛藤とは別に、肉体の美しさや醜さも描けたらいいと思っていたのですが、描けたかな。
右上の球体には金銀の絵の具を使ってみました。現物を見るときらきらしています。
また現物を見るとわかるのですが、背中にはぶつぶつの砂のようなものを盛り付けています。
来年も出すかはわかりませんが、出すときはまた告知します。
さて、次は何を描こう。
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